消せない過去

2003年5月12日
離婚したくても、子供に父親がいないのは良くない!!なんてバカな事を本気で心配してた。
でも、このまま暴力を振るう旦那とも一緒にはいられない。。。
殴られるのも、蹴り飛ばされてあざを作るのも嫌だった。
何とかしたかったけど、周りに離婚した人もいなく、離婚したらどうすればいいのかわからなかった。

そんな時相談に乗ってもらってたのが、6歳上の学校の先輩だった。
彼はこの業界で権力者の父を持ち、家は金持ちで、何不自由なく過ごしてきた。
6歳上の彼女(ミス〜ってタイトルをとるような美人)と結婚し、子供も生まれ、誰から見ても
羨ましがるような家庭も持ってた。
そんな彼も悩みを抱えてた。
妻が子供を産んでからはsexlessになったと言う。
そんな彼と、離婚を相談する後輩とが一緒にいて、男女の関係になるのも時間の問題だった。
私も離婚をした。

彼は遊びなれてた。
一緒に居て不快な思いをさせずに、常に優しく振舞う。こんな扱いは初めてで、次第に浮かれ、気づいたら本気になってた。

彼は家庭を壊す気はなかった。
だから、いつも「遊び」だと言っていた。
それを言われる度に、私はますます彼を欲して
いった。
こんなに優しい彼が私のだったら。。。。
いつも一緒にいてくれたら。。。。

彼は家庭に帰らず、職場に近い場所にマンションを借りた。私は合鍵を貰った。
たまに泊まりに行っては、仮の同棲生活を楽しんだ。
それでも幸せだった。例え二番でも、今を一緒にいる。それだけでも良かった。
このまま彼が帰らずに、私と結婚してくれたら。。。。
そんなバカな考えを本気で願ってた。
そこでは、そんな夢を見てしまえる程、贅沢な生活が出来たから。

まあ、そんなにうまくはいかないけどね(笑)
やっぱり夢だったと気づかされるのは、すぐだった。
彼の奥さんと子供がやってきたから。
奥さんは言った。
「もう少しで子供も小学校に上がります。
 私は今まで我慢しました。文句を言った事も
 ありません。
 そろそろ主人を返してくれませんか?」
彼の子供が私を見て、一言、
「パパが欲しいの?」
って聞いた。答えられなかった。
彼には帰る場所が常にあった。
けれど、一緒にいてくれた。
そして、彼の奥さんは妊娠していた。。。。。

sexlessじゃなかったっけ?
妻に魅力を感じなくなってたんじゃ
なかったっけ?
家には帰らないんじゃなかったっけ?

一週間もしないうちに、彼の荷物は奥さんの待つ家へと運ばれていった。
そして、マンションの鍵も返した。
何も言わなかった彼。
いつも優しかったのが嘘にみえた。

また一人になった。


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