悪魔のような男part1

2003年5月26日
沈黙の半年間、何をしていたかと言えば・・。
過去の日記にもありましたが、同棲してました。
っても3ヶ月のおままごとみたいな生活。

去年の暮れに、彼氏(同棲してた時の)と
不仲になりつつありました。
理由は簡単です。
私の妊娠が発覚したため。。。
よくある理由ですね。

彼とのsexにはゴムつけてませんでした。
私がピルを飲んでいたから。
けれど飲み忘れた日があり、普段からピルを
飲んでいなかったので、ホルモンのバランスが
崩れていたのでしょうか?
排卵の日と重なってしまったんですね。


その妊娠が発覚したのが12月の上旬です。
当時はお互いに働いていて(当然だけど)、
生活に余裕があるわけでもなく、
ましてや結婚するわけでもない。
そんな状況下で子供を産めるはずもありません。

彼になんて言おうか・・・。
できた事は言わないといけない。
もし、産んでくれと言われても、私には
産む気も、ましてや育てられる気もない。
でも言わないと・・・。

中々言えないままに時間は過ぎて行き、
そうしてる間にもおなかの子は育つのです。
現実を考えれば考える程に、私の中では
恐怖感がうまれていました。

そんな時に、夜中にふと、突然腹痛に襲われました。
苦しくて、おなかを抱えて唸る事しかできない。
横で眠っていた彼も心配して起き出し、
「大丈夫か?救急車呼ぼう」
そうは言うけれど、救急車なんて呼ばれたら
妊娠してるのがばれる。
そんな形で彼に妊娠が伝わるのが怖くて
私はとっさに嘘をつきました。
「胃が痛いだけ。しばらくすれば治るから平気」
そう告げると彼は納得して再び眠りにつきました。

翌朝、彼が仕事に行く時間になり、
彼を起した時の一言。。。
その一言で、彼との生活・関係・全ての終わりが
見えた気がします。

「昨日はお前がうるさくて寝れなかった」


その日の昼、私は婦人科へ行き、中絶の予約を
してきました。
翌日の昼すぎ、私は子を堕ろしました。


それから少しした年末のある日に
彼に妊娠していた事、中絶をした事を
言いました。

「お前も色々と大変だったかも知れない。
 健康な体、お金、色々と失った。
 けれど、お前はオレの信用も失ったんだ」

信用?

「お前はピルを飲んでいれば絶対に子供は
 できないと、安全だと言ったのにできた。
 お前を信用してたオレが間違ってた。
 オレは平和に人生過ごしたいのに、
 子供ができたなんて、人生の汚点だ」

もう一緒に暮らしてはいけないと感じた日。
私の心は行き場を失った。

 
      To be continued

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